Monthly Archives:11月 2012

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今月の25日の夕方にマカッサルを出発する事になっている。

 

今日は朝から、それぞれの店舗に挨拶をしてまわった。

 

今はウリパの店舗に戻っているのだが、前まで一緒にいたアラウディンの店舗に行くと
店舗のスタッフみんなが仕事をそっちのけで、自分の周りに集まって来てくれた。

まだ仕事が残っているのに、ダメだよなぁと思ったが、とても嬉しかった。
みんなと、あつい握手をして仲間と写真をとった。

今まで、毎日の様に会っていたのに、これから、今までの様に会えないのかと思うと少し涙が出そうになる。
明日はウリパが最後になるので、また明日も今日みたいに、涙が出そうになるのかな?

 

そして、インドネシアの家族と別れるのが最も辛く感じる。
毎日の様に夜ご飯を一緒に食べたり、ちょっとした旅行をしたりと思い出も本当に沢山ある。

私の事を本当に家族の様に思ってくれている。
その娘、息子達も、兄弟の様に思ってくれていて、日本語で、「お兄さん」とかなぜか「おちゃん」って言うあだ名が付いている。
なぜそうなったかは不明だが・・・・・。


そして、なぜかこのレポートを書いている今、アパートの母は私の横で、疲れたから寝ると言って寝ている。
息子のジョコーは、今もずっと話しかけてくる。
今はレポートを書きたいんだと伝えても、分かったと言うだけで、凄い勢いで母と一緒に話しかけてくる。


そして、今アパートの父が入って来た。
近頃は自分の部屋にいる時間よりも、私の部屋にいる時間の方が長いのではないかと、思うくらいだ。
嬉しい半面、早くレポートを仕上げたいなぁ。と、一人で思う。

 

インドネシアでのレポートはおそらく、これで最後になると思う。
まだまだ、準備も出来ていないし、帰る為に荷物が多すぎてどうしようか・・・。

何度も同じ事を書いていると思うが、この約6ヶ月間は、本当に沢山の経験をさせて頂いた。
6ヶ月前には、ここまでたくさんの友達や家族が出来ると思わなかった。

 

そして、始めはなかなコミュニケーションがうまくとれずに悩む事もあったが、沢山の自分の思いを伝える事が出来た。 
今になって、もっとこうしておくのだった後悔も多少ある。
しかし自分に出来ることは一生懸命出来たと思う。

 

この6ヶ月の経験をさせて頂いた、愛媛トヨタの皆様には本当に感謝しています。
おかげで、自分の宝物が沢山出来ました。

日本に帰ったら、この経験を後輩達に伝えたいと思う。
そして、日本から出た世界に少しでも興味を持って頂き、今以上に幅のある人生を歩む事が出来ればと思う。

 

初めてこうゆう形でレポートを書いたので、読みづらいとこや、言葉では上手く伝わってないことあったと思う。
沢山の方にレポートを読んで頂くにあたって、言葉だけで自分の思いを伝えようとするのは難しいと思った。
どこの国にいても、日々勉強だなと思う。

 

最後まで、お付き合い頂き本当にありがとうございます。
日本に帰って少しでも成長した姿を見せる事が出来れば幸いです。

 

日本に帰って、一番に家族に元気な姿を見せたいと思う。

そして、母の作ったお味噌汁を食べたいと思う。

 

TERIMAKASIH BANYAK!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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11月19日  6ヶ月間を振り返り

11月 21st, 2012 / / categories: 滞在記 /


インドネシア、ハジカラトヨタでの滞在も残すところ、1週間になった。

ここに来る前に、インドネシアに今行くべきなのかと悩んだ事があった。

インドネシアに行く前に、母がガンである事が分かり、治療に長く時間がかかる事や、
始めて所なので、不安が沢山ある事など、色々と悩んだ。
母に相談をすると、私は大丈夫だから、行っておいでと、後押ししてくれたので、行く事を決心した。

初めてハジカラトヨタに行って、ウリパに行った時、言葉が全く通じなかった。

私が、トヨタ検定1級を持っているという事で、エンジニア達や店長クラスの人達からの期待は大きく、
今まで修理する事が出来なかった、車などのトラブルシュートを次々にお願いされた。 

修理書を見るが、インドネシア語と英語の両方で書かれているので、理解するまでにも、時間がかかる。
日本との言葉、環境の違いでは、本当に大変だった。

しかし、その分、日本では経験する事の出来ない経験を沢山する事が出来た。










そして、友達も沢山でき、インドネシアでの家族も出来た。

6月から11月までの約6ヶ月間は自分にとっての宝物になった。これからの人生の基盤になると思う。
先程、アラウディンの店長と挨拶をした。短い間だったけれど、ありがとうございますと伝え、握手をしたのだが、
すでに涙が出そうになった。

この調子だとお別れの時には、大変な事になりそうな気がする。

今日がアラウディンでの仕事は最後で、明日からは、ウリパに戻って仕事をする予定にしている。
残り一週間なので、残された日を大事にしたいと思う。














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11月8日 改善

11月 11th, 2012 / / categories: 滞在記 /


昨日は、ジャカルタのアストラモーターの改善チームが、アラウディンの店舗の調査をしに入ってきた。
1ヶ月程前に、現状調査や、改善ミーティングなどを行っていた。
そして今回は、その進行状態を確認する為に、再度調査するようになっている。

私もそのミーティングに参加させて頂いた。
サービスマネージャーがプレゼンテーションをする。

その途中、途中で、この場合はどうなの? ここはどうなっているの?

と、とても沢山の質問をしていた。
細かい所まで聞くので、サービスマネージャーも少し困った様子だった。

 

 

 

 

 

 

ミーティングが終わると、サービスカウンターの所で、カルテの流れ、
サービスアドバイザーの接客対応などをチェック、一人のお客様について何分かかっているかも、測っていた。
その後は、工場の中もチェック、サービス点検が実際にどのくらいの時間で、完了するのか、
ムダ・ムラ・ムリはないのかなどの、細かい所まで、チェックしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

他にも、洗車の出来栄え、洗車時間、ムダ、ムラ、ムリがあるかどうか、細かくチェックしていた。
お客様が入庫して、帰るまでのリードタイムを知る為に全てのタイムを計測し、チェックしている。
ジャカルタにあるアストラモーターからは、ハジカラトヨタだけではなく、
インドネシアのディーラーほとんどに、改善チームが入っていると話していた。

 

 

 

秀さんが託してくれた日記を読み返す。

始めて日記を読んだ時は、マカッサルのトヨタディーラーは、日本と比べてまだまだまだ改善という所に関して、
遅れている所があると感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時から、約3年が経過し、今ではこのように、定期的に改善チームが、アストラモーターからも入り,
店舗によっては、スタッフ全員の改善に対する意識が本当に高い。

アラウディンでは、6人ごとのスモールグループを作り、それぞれのグループに役割を与え、
それについて各月ごとに進行状況をプレゼンテーションする。
そして、スタッフ全員で話し合う。
どうすれば、この問題を解決出来るか? 
このたった3年間で、そこまで進んでいる。

 




 

 

 

 

 

 

まだ私がインドネシアに行く前に、秀さんが口癖のように、「改善、改善」と言っていた。
正直そこまで改善の大切さは理解できていなかった。
しかし、今こうして改善のミーティングに参加したり、どうすれば時間を短縮する事が出来るかなど、
自分が体験する事によって、なぜ、秀さんが口癖のように「改善、改善」と言っていたのか、
ようやくその意図が分かった気がした。

日本でも、今以上にスタッフ一人一人の改善の意識を上げていかないと、
いずれはインドネシアに追い越されるような気さえする。
そういう緊張感をもって仕事に取り組まなければならないと感じた。
そして、私のインドネシアでの経験を、日本に帰った時に、後輩達に伝えたいと思う。

 

秀さんの言葉「仕事は楽しく楽にする改善を」サービスマネージャーのイダムさんは、
この言葉を日本語で言えるように何度も練習をしていた。

 

このタイヤが乗っている謎の工具は、ムリムダムラをなくす為に、サービス部長が開発した。
これで、まだ実用至ってないが、その改善の気持ちがとても大切だと思う。

 

 

 

 

 


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11月2日  ゴミ問題

11月 5th, 2012 / / categories: 滞在記 /


本日金曜日は、週一回の工具チェックの日になっている。

そして、それと同時にゴミ箱も掃除も綺麗にしている。
私は今朝は、工場の中、外を見回って、ゴミを拾い集めた。
始めは一人で拾っていたのだが、その光景を見て、みんなが少しずつ一緒に拾うようになった。


工場の中、工場の溝に溜まったゴミ、自転車置き場にあるゴミ。
しかし本当に沢山ゴミが落ちている。
日本人の感覚では、なんでゴミ箱があるのに、ゴミ箱の中に捨てないのか、不思議になる。
子供から大人まで、ほとんどの人がそうだ。


みんな、ゴミはきちんとゴミ箱に捨てないと行けないと、認識しているはずなのに。
街を歩いて見ても、ゴミ箱がない。
まずはゴミ箱を作る事から始めないといけないと感じた。
先日は、マカッサル中のゴミが一箇所に集まる、ゴミ置き場に行ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

ものすごい量のゴミがそこにはあり、リサイクルなんて、ほとんどしていない。

そして、牛がゴミを食べて生活している。

 

ゴミ問題を解決するのは、とても長い時間がかかりそうだ、
しかし、いつかは必ず取り組まなければならない問題だと感じている。

 

月曜日からは、ここアラウディンの店舗でも日本語の勉強会を始める。
スタッフみんな日本語への関心が高い。
いつもお願いされるのが、私の名前を日本語で書いて欲しいとお願いされる。
ちょっと難しいけど、適当に考えて書いている。
それでも、とても喜んでくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 

 

 

 

近々、筆を半紙のようなものを買って来て、スタッフの名前を漢字で書くように
挑戦してみようと思う。
たまに、FITRI(フィトリィ)のように、漢字にできないのもあるが、挑戦してみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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10月30日 生かされている。

11月 2nd, 2012 / / categories: 滞在記 /


先週は休日にトラジャ地方に行ってきた。
トラジャはマカッサルから、車で10時間程かかる遠い場所にある。
有名なのはトラジャコーヒーで、もしかしたら聞いたことがある人もいるのではないだろうか?












秀さんも、トラジャは文化が違って面白い所だから、ぜひ行ってみるといいと言ってくれていた。 
私はトラジャのコーヒーをインドネシアに来て飲んだことがあるが、香りが濃厚で
本当に美味しいコーヒーだ。

マカッサル人はイスラム教が多い。
しかし、トラジャはキリスト教がほとんどで、文化もマカッサルとは大きく違う。

トラジャでは、人が亡くなった時のフェスティバルが壮大なのだ。
人が亡くなった時に、トンコナンという少し変わった家に、亡くなった人をフェスティバルが
行われるまで、置いておく。
そのフェスティバルを行う為には、大金が必要になる。
バッファローを生贄にして、角を飾るという文化がある。
多い所では、200頭以上のバッファローを生贄にする事もあるらしい。
だから大金が必要になる。






















5年前に、トラジャ人の友達の祖父と、祖母が亡くなった。
せっかくだから、会いに行く?って誘われたので、行って見る事にした。

生きている時には、タバコが好きだったらしいので、タバコをおみやげに買っていった。
生きている時に、好きだったものをお供えする習慣があるみたいだ。

そして、山道を2時間近くも走ってようやく到着した。
トンコナン一つ一つに、名前が付いている。
トンコナンに名前を付ける文化があるらしい。
そして、トンコナンの中に入った。

トンコナンの中は以外に広く、床さえしっかりしていれば10人くらいは
入れそうな広さだ。
なにか、本当に不思議な空間であった。
遺体は、腐食しないように注射をしたり、特別な草で包むそうだ。

5年経った今でも特に匂いはなかった。
買ってきたタバコをお供えして、トンコナンから出た。
フェスティバルが、行われるその日までは、まだトンコナンに安置しておくそうだ。 

 

 

 

 

 

 

 

帰り道では洞窟に寄った。
沢山のトンコナンがあり、観光地になっていた。

洞窟の途中では、沢山の頭蓋骨が祀られてあった。
祀られているというより、無造作に積み重ねられている感じが

 

した。
全て本物である。

そして、洞窟自体がお墓になっているみたいで、沢山の遺体が祀られていた。
今回は見る事ができなかったが、赤ちゃんが亡くなった時には、遺体を木の中に
入れる習慣もあるようだ。

 

 

全て文化として、今も続いているのだ。
同じインドネシアでも、場所によっては言葉も違うし、文化も全く違う。
自分の目で見たのは全て事実で、死という事について深く考えるようになった。
当たり前の様に生きているが、自分は何の為に生きて、何の為に死ぬのだろうか。
なぜこの世に生まれて来たのだろう?
そして、その意味は? 

 

考え過ぎなのかもしれないが、そう考えさせられる状況が目の前にあった。

トラジャに行く途中では、エンレカンという自然が豊かな田舎に寄った。
レバランの休日では、牛を解体して、地元の人達に振舞うという習慣があるらしい。
そこで、始めて牛を解体している所を見た。












先程まで、生きていた牛が、ほんの数十分で肉の塊になっていくのを、最後まで見届けた。
始めて見た光景は凄まじいものだった。

今まで、どのくらいの牛肉を食べてきただろうか。
ただ単純にお腹が減ったから食べる、美味しいから食べる。
というもので、ただ何気なく食べていた。















しかし、その何気なく食べていた牛肉は、今目の前にある様に、
沢山の犠牲の元に食卓に並んでいるのだと思った。

牛に限らず、人間の為に犠牲になってくれた、全ての動物、植物に対して、
これからはきちんと、「いただきます」「ごちそうさま」という言葉を言おうと思った。

私達は生きているのではなく、沢山の犠牲の元、生かされていると感じた。
今、生きている一瞬一瞬を改めて、大切に丁寧に生きようと思った。

 

気がつけばインドネシアに来て、もう5ヶ月が過ぎた。
この5ヶ月は本当にあっという間だった。
残り一ヶ月悔いのないように、一生懸命頑張りたいと思う。